松尾大社「風鈴祈願」境内を彩る700個の風鈴(京都西京)
松尾大社建立の飛鳥時代から更に遡って、太古の昔より地元の方々の生活の守護神として尊崇されている松尾大社(まつのおたいしゃ)。お酒造りの神様としても知られ、境内には日本全国の醸造家から奉納された酒樽がうず高く積み上げられた風景は圧巻です。
松尾大社では、初夏から夏の時期に神様を慰め、訪れる方々の罪穢れを払うため、風鈴が飾られます。
「鈴」は、神代の昔より神事にも用いられ、音の“涼(すず)しき”より名付けられました。その音色は神様をお慰めすると同時にご自身の罪穢れを祓い、清々しくするものと伝えられます。
日々の穏やかな願いを短冊に記し、風鈴の音色と共に皆様の祈りを松尾山の風が松尾(まつのを)の大神様にお届けします。
風鈴の設置は、2024年6月1日(土)から八朔祭が行われる9月1日(日)まで行われています。
是非京都で楽しんでいただければと思います。