みなさんこんにちは!
10万ボルトまでなら耐えられる岡本です。
今日は電力についてお話しさせていただきます。
賃貸物件では、使用できる電気のアンペア数が十分とは言えないケースがあります。
とくに、在宅勤務やおうち時間の増加によってパソコンや冷暖房器具などの家電の使用頻度が増えた方にとっては、アンペア数の少なさが大きな悩みの種となっているかもしれません。
そこで今回は、賃貸物件で電気の契約アンペア数を変更する方法と、変更する際の注意点をくわしく解説します。
賃貸物件でアンペア数を変更する方法
住宅のアンペア数を変更するだけであれば、それほど手間はかかりません。
しかし、賃貸物件である以上入居者が無断で変更できないため、連絡や手続きの際にはトラブルを防ぐ注意が必要です。
アンペア数を変更したいと思ったら、まずは不動産の管理会社や大家さんへ相談してみてください。
相談の結果変更の許可が下りた場合、電力会社へ連絡し、実際に変更が可能かどうか確かめてみましょう。
変更の当日におこなわれる作業は、電気メーターの種類によって異なります。
アナログメーターが設置されている賃貸物件の場合は、電力会社の作業員によってアンペアブレーカーの交換が必要です。
この場合の作業時間は20分ほどで基本的には無料ですが、作業時には立ち会いをしなくてはなりません。
また、スマートメーターが設置されている賃貸物件の場合は、配線工事をせずに電力会社がリモート操作で契約アンペア数の変更を実施します。
賃貸物件でアンペア数を変更する際の注意点
まず、管理会社や大家さんに相談する際に、住んでいる賃貸物件の建物自体に限界容量がないか確認をしてください。
この限界を超えてアンペア数を変更したい場合には、引き込み線やブレーカーの交換といった工事が必要となり、個人の判断では実施できません。
また、同時に退去時の原状回復義務についても、管理会社や大家さんに確認しておきましょう。
賃貸物件では、入居中に変えた部分を退去時に元に戻す義務があります。
変更した契約アンペア数についても、元に戻す必要があるかあらかじめ把握しておけば、退去時のトラブルを防げるでしょう。
さらに、契約アンペア数を上げる変更は、月々の電気代も増える点に注意が必要です。
このほかにも、アンペア数の契約期間は1年単位となるのが一般的で、変更を頻繁におこなうことはできません。
契約アンペア数変更の必要性と、工事・原状回復のコストや手間の両面からしっかり考えて、変更を検討してみてください。
まとめ
賃貸物件で電気の契約アンペア数が少ないと感じたら、変更を検討してみましょう。
まずは管理会社や大家さんに相談し、許可を得たうえで電力会社に変更可能か確認してください。
また、建物に限界容量がないか、原状回復の義務の対象かという点についても注意が必要です。
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